カレーに合うオリジナルビールを 松本第一高校の同好会6月完成へ仕込み作業

おいしいカレーを作りたい。そのカレーに合うオリジナルビールも開発したい―。松本市の松本第一高校カレー研究同好会は4月1日、クラフトビール醸造所「BACCAブルーイング」(巾上)で、発泡酒を仕込んだ。6月20、21日にメンバーの保護者らにお披露目会を同店で開き、開発したカレーと共に味わってもらう。
「ほっとできて、また明日から頑張ろう」がコンセプト。「カレーに合う飲み物は?」と考えた結果、ラッシー風にすることに。炭酸水を使って試作を繰り返し、同醸造所の深沢賢二代表(63)に提案した。それを基に、深沢さんがアイスクリームやバナナのピューレを加えるアイデアを出した。
1日は約30人のメンバーのうち、3年で17歳の道家祥さん、足助春翔さん、五味拓翔さん、2年で16歳の瀧澤大智さん、杉原義寅さん、林陽輝さんが参加。深沢さんからビールの造り方やポイントなどを教わった後、糖化釜に麦芽を入れる作業などをした。
カレーはスパイスカレーで、辛口と辛さ控えめの2種。スパイスの調合に苦労したほか、トマト缶の酸味を取る、うま味を出すのも難しかったという。
足助さんは「ビール造りの工程を初めて知った。どうラッシーに近づけるか、いろいろ考えた」などと話した。
高校生を対象に、地元企業を紹介する冊子や部活や授業など高校生の頑張っている姿を発信するウェブマガジンを作る会社「TSUNAGU」(塩尻市大門泉町)が企画、両者をつなぎ実現した。
開発したビールは缶(355㍉㍑)で発売予定という。