女性の内面の美しさ・発信力など審査「BEAUTY JAPAN」エリア大会 6月6日塩尻で県内初開催

必要なのはハイヒールやドレス、外見の美しさではなく、自分の思いを言葉にし、社会へ届けるためのプレゼンテーション能力―。
女性活躍推進プログラム「BEAUTY JAPAN」(一般社団法人BEAUTY JAPAN CONSORTIUM=東京都=運営)のエリア大会「BEAUTY JAPAN ALPS」が6月6日、塩尻市のレザンホールで開かれる。県内では初開催で、県内在住の24人がエントリーする。
大会の運営事務局は山梨県北杜市にあり、代表の和智眞奈美さん(55)は、昨年のFUJIYAMA/KAI山梨大会の出場者だ。惜しくも全国大会の切符は逃したが、やりきったという達成感と同時に、ものの見方、考え方が変わったという。「女性の思いを発信する手伝いを」と開催を決めた。

自分らしく生きたい女性に

「BEAUTY JAPAN」は、既婚未婚問わず、身長などの制限もない。参加資格は18歳以上、日本国籍か在日3年以上の女性というだけで、社会や地域への貢献、内面の美しさ、キャリア、発信力が審査対象だ。日本の女性のさらなる活躍が期待される今、抱く思いや活動を応援、踏み出すきっかけを提供する。
同大会は2019年にスタート。少しずつ開催エリアが増え、今年は過去最高の28カ所で開催する。
県内では塩尻市のレザンホールで開く「ALPS」が初開催。1~2月に公募し、全県から27人がエントリー。面談などで24人の出場が決まった。26~62歳と幅広い年代で、医師や農業従事者、ピラティストレーナー、セラピストなど、職業、挑戦していることはさまざまだ。上位3人が11月に横浜市で開く日本大会に出場する。
ALPSを主催する株式会社YOCHI(山梨県北杜市)内にある運営事務局で、代表を務める和智眞奈美さんは「(長野県)初年度としては、想像以上に多くの人にエントリーをしてもらった」と話す。
3月18、19日には長野市で1回目の研修会を開き、18人が参加した。コーチングや心理学などの講座を受け、自分の性格、特性といった内面を知ったり、栄養の講座で体を整えることを学んだり。5月15、16日は松本市のまつもと市民芸術館で。24、25年日本大会のグランプリ受賞者を招き特別講演を聞く。スピーチ講座、ウオーキング指導などを予定している。

今の生活を変え自立望む女性へ

和智さんはウェブやグラフィックのデザイナーとして20年ほど働いた。コロナ前からは育成のためのオンラインスクールの講師を務める。教える中で、女性の受講者が多いことに気づき、さらに、「自分で新しい何かを伝えたい」という思いに至った。昨年の山梨大会に出場、「物を過剰に作らない世の中に」をテーマにプレゼンをした。全国大会には出られなかったが、「これから何をして生きていくか」「社会に対してできることは何?」といった疑問に逃げていた自分に気づいた。
「今の生活を変えたい、自立したいと思っている人は多いはず。自分の力を女性のために使いたい」と、まだ、エリア大会が開かれたことがない長野県での開催を決めた。
「ミスコンは女性同士の戦いというイメージだが、この大会は自分らしく生きたいと願う女性のためのコンテスト。講座に参加することなどで、互いに頑張ろうという気持ちになれる」と和智さん。自分一人では難しいことも、思いや活動を発信することでコミュニティーができる。地域の魅力や個々の力などを見いだすきっかけになるかもしれない。
6月6日午後1時半。入場料は一般6600円。問い合わせはメール(info@yochi.co.jp)で。BEAUTY JAPAN ALPSのホームページはhttps://yochi.co.jp/bj/から。