朝日村防災士会「防災紙芝居」で分かりやすく伝える活動

朝日村防災士会(横山吉美会長、15人)が、防災について分かりやすく伝える「防災紙芝居」を2作品作り、昨年11月から活用している。クイズや具体例も交えた内容で、「分かりやすい」と子どもだけでなく大人からも好評。15日は会員3人が地元の朝日小学校で4~6年生約100人に披露した。
この日は「火事から身を守るために!」を上演した。火災時に「炎と煙のどっちが怖い?」と問いかけ、正解を煙と伝えた後に「煙は1秒間で横に50㌢、上には3~5㍍広がる」と説明。「50㌢はランドセルの横幅くらい、上に広がる速さはママチャリを全力でこぐくらい」などと伝えると、改めて実感した子どもたちから驚く声が起きていた。
また煙を3回吸うと体に力が入らなくなり、5回で意識を失うとし、、吸わないためには肘を突いて四つんばいになり、壁を触りながら進むことなど、実演を交えて紹介。「災害はいつどこで起きるか分からない。その時自分が一番助かる可能性が高い方法を考えて行動し、自分の身は自分で守って」と呼びかけた。4年の古畑朋愛さん(10)は「煙を避ける方法を知って、勉強になった」と話していた。
紙芝居は、村出身の会員で、各地で防災講座などを開いている山﨑佳典さん(44、松本市島内)が、「自分以外の会員も、防災を分かりやすく伝えられるものを」と提案したことを機に作成。大人からも「知っているようで知らなかった」などの声が上がっているといい、山﨑さんは「今後も地域に特化したテーマの紙芝居を作りたい」と話している。