介護脱毛で生活の質高めたい−安曇野の専門店「月ト棘」

脱毛専門店「月ト棘」(安曇野市堀金烏川)は、オーナーで美容電気脱毛師の保科郁代さん(54)が施術する。パーキンソン病で手が不自由になりひげがそれない、おむつをしたとき迷惑をかけないようVIO脱毛をしたい―などのニーズに対応、介護脱毛に力を入れている。
美容電気脱毛は歴史が古い技術で、毛包(毛を作る組織)に針を入れ、電気を流して毛乳頭(毛に栄養を取り込む組織)を破壊して処理する。「1本ずつ根の深さ、毛の太さ、部位、肌の状態を見て行うので確実。光脱毛では取れない白髪にも効果的。半面、痛みや時間がかかることがデメリット」と保科さん。
母を介護した経験から、介護する人される人、双方の気持ちを考え、VIO脱毛の必要性を感じた。保科さんは「人生100年時代。脱毛は美だけでなく、介護の際の生活の質を高める」という信念を持つ。
現在はコンテナハウスで施術する。階段に手すりは付いているが、車いすの人のため、出入りしやすい自宅でも行う予定という。完全プライベートサロンのため、顔に太い産毛が生えている、LGBT―など、さまざまな悩みのある人も訪れる。
夜遅くまで対応するので、仕事帰りでも立ち寄れる。今年から肌の染み取りも始めた。保科さんは「人に言えない悩みにも対応。無料カウンセリングを行っているので、気軽に連絡を」と話している。
午前9時半~午前0時。不定休。完全予約制。脱毛は1時間1万3200円など。2回目以降、紹介の割引あり。予約、問い合わせはラインで。TEL090・4153・9675