市民も学べる口の健康 日本口腔ケア学会5月17日松本3会場で「学術大会」

日本口腔ケア学会は5月17日、初めての試みとなる「市民参加型の学術大会」を松本市の市立博物館(大手3)、信毎メディアガーデン(中央2)、イオンモール松本(中央4)の3カ所で開く。発表者は市民向けの内容で話題を提供。市民は医療・介護関係者と一緒に学びを深めることができる。
各会場で朝から夕方まで、合計18の発表やレクチャーがある。内容は「パパもママも赤ちゃんも! お口から始める家族の健康」「おいしく食べて笑顔で過ごすヒント」など日常で役立つ情報から、「最新の研究を知ろう」「顎骨壊死って? 薬と顎の骨の深い関係」など知的好奇心を刺激するものまでさまざま。
かむ、のみ込む、話すなどの口腔機能の衰えを防ぐための「オーラルフレイル対策ミニレクチャー」や、プレゼントを進呈するスタンプラリーもある。
「口腔ケアは市民が主役。松本で学会が開かれる時には、市民が参加できる学会をぜひやりたいと思っていた」と、大会長を務める信州大医学部歯科口腔外科学教室の栗田浩教授。
学会日程(16、17日)の2日目を市民に公開し、この日は医師もスーツ姿ではなく、スニーカー着用のカジュアルな服装で参加する。「ちょうど『工芸の五月』期間中でもある。街歩きを楽しみながら気軽に参加してほしい」と大会準備を担当する同教室の草深佑児助教。
栗田教授は「口の中をきれいに保ち、口の力を落とさないことが、健康寿命延伸につながる。今大会が市民の意識向上のきっかけになればうれしい」と話す。
参加無料。タイムスケジュールなど詳細は大会ホームページから。大会事務局(信大医学部歯科口腔外科学教室内)TEL0263・37・2677