松本信金が旧中山道「御宿場印」作成し13宿に配布

松本信用金庫(本店・松本市丸の内)は、営業エリアの中信地方にある旧中山道13宿場の「御宿場印(ごしゅくばいん)」を作成し、各地の観光関係者に無償配布した。観光案内所などで1枚300円で販売している。
020年に東京の足立成和信金が「御宿場印プロジェクト」として発案した、全国規模の企画の一環。江戸時代に整備された「五街道」などの「御宿場印帳」と、宿場ごとの「宿場印」を作り、観光客などに集めてもらおうと、地域の観光団体などに各宿場印千枚を提供する。
日光・奥州街道の初宿となる「千住」の御宿場印が第1号。その後、「地域の新たな観光資源になる」として、全国の信金に呼びかけ展開してきた。
長野県版は昨年秋ごろから制作が始まり、旧北国街道として上田信用金庫(上田市)と長野信用金庫(長野市)が22宿場、旧中山道として、上田信金、諏訪信用金庫(岡谷市)、松本信金で25宿場、計47宿場の宿場印を制作した。
4月23日に上田信金本店で開かれた「中山道、北國街道『御宿場印めぐり』長野県開通記念セレモニー」では、各信金の理事長ら関係者が集い、各宿場印千枚ずつが贈呈された。
松本信金の鶴見明夫理事長は式典で「代表的な奈良井宿や妻籠宿だけでなく、13宿全てを楽しんでもらえたら」とあいさつした。
企画の宣伝ポスターなどの題字は、生坂村の書道愛好家の藤原京子さんが担当。宿場印題字も47宿場中30カ所分を書いた。式典に「宿場の題字を書いたのは初めて。人が書いた書の温かさを感じてもらえたら」とコメントを寄せた。