音声配信の魅力を知ろう サザンガクで制作者らポッドキャスト語る

インターネット音声配信サービス「ポッドキャスト」の魅力や制作の考え方について語り合うイベントが4月27日、松本市のICT(情報通信技術)拠点施設「33GAKU(サザンガク)」(大手3)で開かれた。現役の番組制作者たちが「始めるのに必要な勇気はゼロ」「『自分が楽しい』が土台にあれば問題ない」と、発信の勧めを説いた。
中信地方の先駆的な番組制作者である、池田町地域おこし協力隊の前原誉宜さん(35)と、「宿とスタジオKICHI」(塩尻市大門八番町)店主の湯浅章太郎さん(44)の2人が登壇した。
前原さんは「ローカルダイバーズ」、湯浅さんは「ローカルナイトニッポン」という自主番組を作る傍ら、県内外の番組制作に携わっている。
ともに強調したのはハードルの低さ。前原さんは、「最初は『誰にも聴かれていない』くらいに思ってやった方がいい。僕も、地域で頑張っている人が好きだから取材して紹介する。その価値は否定されたくない」と、独自の関心を生かせるポッドキャストの良さを語った。
湯浅さんも、「収益を期待しないでやる方が、ファンがついて収益化するとさえ思う。番組の存在は、地方ではSNSの空中戦よりも身近な口コミから広がる」と妙味を語った。
イベントはサザンガクが主催。中信でも企業経営者や学生などの間でポッドキャストの番組制作が広がっているといい、活動をつなげる新しい手段の可能性を共有しようと開き、制作を始めていたり、関心があったりする8人が参加した。
この日のやりとりも収録され、後日サザンガクが配信する予定という。