
池田町会染の陶芸家・篠田明子さん(63)は5月19~24日、作品展「初夏のときめき」を松本市両島の「ガーデン&ギャラリー風雅」で開く。15年ぶりに手がけたというランプや、珍しい「立たないカップ」、赤絵の色を生かした杯など約200点を展示する。
ランプは、「手間がかかるので」と避けがちだったが久しぶりに挑戦し、大、中、小と3点作った。
大きなサイズは「椿」。成型後にツバキの柄を彫刻し、明かり取りの穴を開けて焼いた。中サイズの「鉄線」は、テッセンの花とつるを彫った後、染付の技法を施し、「藍色が付いているため、明かりをともさない時でもオブジェとして楽しめる」。小サイズは「桜舞う」。花びら形のたくさんの穴を開け、光らない釉薬「白マット」をかけて制作した。
「立たないカップ」は、以前注文されて作ったものを思い出して制作したという。下部が円すいで、そのままでは立たないため、素朴な雰囲気の台座をセットした。
赤絵の色を生かした杯は「煎茶の茶わんとしても使える」と話す。
大半が磁器だが、陶器作品も用意する。午前10時~午後5時(24日は4時)。風雅TEL0263・25・8544