豆腐店からプラモデル販売店へ―「物づくり」の入り口に 朝日の富田高志さん6月に組み立て体験会も

朝日村小野沢のプラモデル・模型用品販売店「ホビーラビット」店主の富田高志さん(51)は、「多くの人に物を作る楽しさを伝えたい」という。店の前身は地元で長年親しまれてきた「富田豆腐店」。2023年に生まれ変わった。
30歳の頃から、祖父が始めた豆腐店を手伝い、継いできた。だが、スーパーの増加や新型コロナ禍、資材の高騰、機械の老朽化などが重なり、継続を断念。自身が好きな「物づくり」の入り口になればと、プラモデルなどの販売を始めた。店内にはフィギュア、戦艦、バイク、恐竜、城など、さまざまなジャンルのプラモデルに、工具も並ぶ。「ここで買った物を完成させたから、置いてください」と客が持ってきた作品も飾られている。
近年はプラモデルを作ったことがない人が増え、店舗も少なくなった。ミニ四駆の体験イベントを開くと、貸した機械を雑に扱う子どもも多い。「自分で作った物には愛着が湧き、大事にする気持ちが育つのでは。まずは手を出してみて、興味がある物を探してほしい」と語る。
作ることの入り口になればと6月14日午前9時半、「ミニ四駆組み立て体験会」を小野沢公民館で開く。体験セット(ビギナーズミニ四駆、乾電池、工具、ポケモンプラモデル)を組み立て、完成後はマシンをコースで走らせる。参加料は小学生以上(低学年は保護者が付き添う)3千円。定員6人(当日先着順)。問い合わせは富田さんTEL090・4000・0474。開店時間や休日は不定のため、同店X(旧ツイッター)で確認を。