
安曇野市の元地域おこし協力隊員で、染色家のPUCHIKO(プチコ・本名・山本綾)さん(37、原村)は5月27日まで、個展「土の綾―自然と土と音楽を纏(まと)う展」を穂高有明のギャラリーカフェ「もうひとつの予約席」で開いている。土から生まれた自然の染料「ベンガラ」で染めた手拭いを中心に、ハンカチやTシャツ、ブローチなど約100点を展示している。
自然界にある水の流れや風の揺らぎ、葉脈などの「綾模様」をテーマに制作。中でも全長190㌢の「土の綾」は、太陽や水、土、草木などをイメージし、安曇野の自然を詰め込んだ力作だ。
保育士の資格を持つプチコさんは、協力隊員の活動の中で市内の保育園や幼稚園を訪れ、その園の土を使ったベンガラ染めを指導した。タペストリー「園の土色」は、訪れた22園の土を使って染めた布22枚をつなぎ合わせた作品。各園で土の色や模様が異なり、興味深い作品に仕上がっている。
シンガー・ソングライターでもあるプチコさんは、ギターと三線を融合させた弦楽器「一五一会(いちごいちえ)」の奏者。会場ではBGMとして自身のアルバム曲を流し、「土と音楽をまとう空間として作品を五感で感じてほしい」。今月リリースする3枚目のアルバムのジャケットに使った原画も展示している。
23日午前10時と、午後2時から、ベンガラでハンカチを染めるワークショップを開く。参加費1500円。定員各回5人。また24日午後1時から、一五一会の弾き語りライブ。参加費3千円、高校生1500円、中学生以下無料。1ドリンクオーダー制。22日休み。予約などは同店TEL090・3563・7078