
東京の舞踏家らでつくる「わとびら会」と、安曇野市などの有志グループ「わとびら会安曇野」は5月30日、安曇野に伝わる伝説を基に昨年作られた「あづみの魂ふり踊り」の行列を同市の田園地帯で披露する。動画サイトなどで使う映像の撮影が目的。現在、練習に励んでおり、参加する踊り手なども募集している。
行列は、「マジックアワー行列」と銘打ち、大王わさび農場(穂高)周辺で開催。午後6時半~8時、全長20㍍の金龍と共に練り歩く。
踊りは、有明山にすんでいたとされる鬼「八面大王」とその妻といわれる紅葉鬼神の伝承をベースに、舞踏家でわとびら会代表の岡佐和香さん(東京都)が考案し発表。地域の文化が衰退する中、地元の人と一緒に安曇野を盛り上げ、新しい風物詩に育てたいと作った。
わとびら会は、穗髙神社(穂高)に童話劇を奉納するなど地域と縁が深い。わとびら会安曇野は、同会の活動を支える。
本番に向けて穂高会館で10日に行った練習には約10人が参加。長女(5)と訪れた佐藤友香さん(42、穂高)は「地域の人とつながるきっかけになれば」。岡さんは「八面大王、紅葉鬼神は成敗され、別々の所に埋葬されたという。踊りの中で2人をもう一度融合させた。世界に平和や調和をもたらす芸能になればいい」と話した。
募集しているのは、踊り手と龍の担ぎ手。24日午前10時~午後6時に穂高会館で練習し、当日午後3~5時の同所でのリハーサルを経て本番に臨む。
参加希望、問い合わせは岡さんTEL090・8517・6135