松本・今井地区で未就園児と保護者対象ふれあい遊びの場「りんごっこ」スタート

地域とのつながり期待

松本市今井地区で今月から、未就園児と保護者を対象にしたふれあい遊びの場「りんごっこ」がスタートした。毎月1回、地区内の児童センターや福祉ひろば、保育園などを会場に開く。子どもと一緒に両親、祖父母の誰でも参加でき、地区外からもOK。初回の5月12日は今井児童センターに、市内外から参加した8組が集い、おはなし会を楽しんだ。
少子化で各地の育児サークルの活動が停滞する中、今井地区でも長年活動してきた「りんごサークル」が、一昨年度で活動を終了した。「小さな子どもを抱えた世帯の横のつながりが弱まる」と心配した、当時地区民生・児童委員を務めていた桃井多美子さん(67)と、地区担当保健師の櫻井まゆ子さん(43)が中心となり、公民館や民生・児童委員経験者らと実行委員会をつくって、「りんごっこ」の活動を準備してきた。
今井地区では、今井児童センターで未就園児と保護者を対象に開いている「つどいの広場」の参加者も減少気味。櫻井さんは「保育園へ入園する年齢が下がっていることも一因」とみる。
3歳未満からの入園が増えると、「未就園児」の総数が少なくなり、結果として孤立する親子が生まれやすくなることを危惧。「りんごっこ」を通じて保育園やつどいの広場に親しみを持ち、地域とつながってくれれば、と期待する。
12日は「つどいの広場」との合同開催。「つばさ文庫」(神林)によるパネルシアターなどがあった。塩尻市から1歳の娘と参加した母親は「このくらいの年齢の子が参加できる機会は少ない。楽しかったのでまた来たい」と笑顔で話した。
桃井さんは「初開催に、思ったより大勢が来てくれた。(りんごっこに)来た人たち同士が仲良くなってくれれば」と話していた。
次回は6月2日午前10時、今井児童センターで健康運動指導士による親子体操を開く。予約不要。問い合わせは今井公民館TEL0263・59・2001