池田・北アルプス展望美術館で展覧会「山に魅せられた画家達」 6月21日まで

池田町会染の北アルプス展望美術館は6月21日まで、全国の山が好きな画家でつくる日本山岳画協会(26人)の展覧会「山に魅せられた画家達」を開いている。油彩画を中心にアクリル画や木版画、日本画などで国内外の山を描いた大作66点が並ぶ。
会長で木版画家の杉山修さん(東京都)は「風景は写し取るものではなく、画面を構成する力が大事。光源を意識し影を描くことも大切」とし、藍色や群青色、緑を含んだ青色など、分割したパーツで山の斜面を表した「登行立山」など3点を出品した。
中信地方関係では、小林浩子さん(松本市)が「前穂高より」「槍ヶ岳・春」など油彩3点を展示。「『前穂高より』は、一昨年登った時に天候が悪くなり、昨年再挑戦して描いた」と話す。小川原浄さん(同)は130号の油彩「厳冬鹿島槍崇む」など2点を、中村勝久さん(松川村)は油彩「カンテガ、エベレスト街道」を出した。
同会は1936(昭和11)年、日本山岳会所属の画家12人で発足し、今年は創立90周年。会員の高齢化が課題の一つだが、20代の油彩画家・松宮うららさん(奈良県)ら若手もいる。松宮さんは「山や、先輩方に学びながら、自分なりの山岳画を模索するのが楽しみ」としている。
午前9時~午後5時。月曜休館。一般800円、高大生600円。同館TEL0261・62・6600