
「粘り強さ」つなげたい勝利 PK戦敗れ百年構想リーグ東B組7位に
松本山雅FCは5月24日、明治安田J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンド最終18節で、同じJ3の福島ユナイテッドFCとサンプロアルウィンで対戦。90分では決着せず、PK戦で敗れた。地域ラウンドは8勝(含む2PK戦勝ち)10敗(同4PK戦負け)の東B組7位で終え、31日のプレーオフラウンドは東A組の同順位のモンテディオ山形(J2)と対戦する。
ホームでは4月下旬から5連敗。石﨑信弘監督は「本当に申し訳ない」と声を落とした。
足踏みの感はあるが、18試合の結果を通じ、昨季からの成長も見て取れる。10敗のうち2点差をつけられたのは2節の藤枝MYFC(J2)戦のみ。J2勢6チームがいるリーグ戦で粘り強く戦い続けた。
一方で90分勝ちした6試合のうち、J2相手の2戦を含む4試合は、3点差以上をつけた快勝。得失点差10はRB大宮アルディージャ(J2)と並び東B組最多だった。
最後の福島戦の3得点は、内容的にも今後につながる。先制点はセットプレーから、続く2得点はクロスから。サイドからの形は練習通りで「よかった」と石﨑監督。
1、2点目はいずれもMF澤崎凌大の右足キックから生まれた。止まったボールも動いているボールも、MF小田逸稀の頭へぴたり。「キックの感触は良かった。狙い通りのボールが何本も蹴れた」と澤崎。キックの精度だけでは満足せず、「奪ったボールをもっと自分のところで落ち着かせないと。味方とのコミュニケーションを深めたい」とも。
次は山形戦。「プレーの強度とかはJ2とJ3でやっぱり違う。J2と戦えることになってうれしい」。攻撃の要として期待される24歳は、昇格を争う夏からのリーグ戦に向け、どん欲に成長の機会をうかがう。