
安曇野市穂高の会社員、山崎満恵さん(58)は6月4日まで、長年趣味で集めてきた絵画作品などを、市貞享義民記念館(三郷明盛)で披露している。「arpコレクション展」と題し、版画や油彩、リトグラフなど所有する約50点の中から、女性をテーマにした21点を並べた。
竹久夢二の「冬 雪の風」は30年以上前に初めて購入した思い入れのある木版画。1924(大正13)年に雑誌「婦人グラフ」の表紙を飾った作品で、松本市内で開かれた展示会で一目ぼれし、購入を決意したという。以来、ネットオークションなどで購入し、今展では、計5点の竹久作品を展示している。
洋画家、藤井勉さんの「少女」(エスタンプ=複製版画)は、「何とも言えない顔の表情に引かれた」。前衛芸術の草分けで「日本のダリ」と称された古沢岩美さんの作品は6点。3、4年前に古沢さんの「横たわる女性」を購入した際、「色使いや目がきりっとした表情が美しく気に入った」といい、その後、「少女」(パステル画)、「枯葉」(リトグラフ)など多彩な作品を集めた。
この他、池田満寿夫さんやジャン・ジャンセンさんらの作品も展示している。
山崎さんは「どれも思い入れがある作品ばかり。普段は押し入れにしまってあり、多くの人に見てもらえたらうれしい」と話す。
午前9時~午後5時(最終日は3時)。入場無料。月曜休館。同館TEL0263・77・7550