松本・波田中3年 上條心晴さん 暗算最高位10段合格「めっちゃうれしい」

松本市波田中学校3年の上條心晴さん(14)が、全国珠算教育連盟の段位検定試験で、暗算の最高段位の10段に合格した。5回目の挑戦で念願を果たし、「めっちゃうれしい」と喜んでいる。

5回目の挑戦 周囲の支えと努力続け悲願

掛け算、割り算、足したり引いたりする見取り算の3種目で、それぞれ3分で40問解く。各200点満点で、合格は190点以上。上條さんは掛け算200点、割り算195点、見取り算200点を獲得した。桁数が多く、小数入り問題もあるなどかなり難しいが、「頭の中にそろばんがあり、それをはじいているイメージ」という。
大学1年生の姉、風鈴さん(19)の影響で、小学1年生から珠算教室「そろばんキッズ」(波田)に通い始めた。2年生で暗算3級を取得、4年生で7段、6年生で9段に合格。昨年3月から10段に挑んできたが、「受からないと、もうやめたいと思ったこともあった」といい、家族や教室を主宰する奈良祐美さん(50)らの支えで踏ん張れたという。
奈良さんは「10段合格者は1回の検定で20人いるかいないかでは。一昨年合格した先輩がいて、いい刺激になったと思う。努力はもちろん、センスもいい。壁にぶつかった時もあったが、乗り越えてくれてうれしい」と話した。
上條さんの次の目標は、現在6段の「珠算」で10段を取得することだ。