無理なく続く防災を 信大・神田特任助教が講演 松本で6月13日

いつ起きるか分からない自然災害への備えは大丈夫? 市民文化講座・サロンあがたの森(実行委員会主催)は6月13日、松本市あがたの森文化会館で開く。信州大地域防災減災特任助教の神田孝文さん(49、長野市)が、地震などの大規模災害に対し、暮らしに根付かせ、無理なく続けられる防災・減災のあり方をテーマに話す。
タイトルは「知って、学んで、動く 防災減災―日常の工夫で安心を、未来へつなぐサステナブルな備えを」。
県内では4月に大町市で震度5強を観測するなど県北部を中心に地震が起きた。東日本大震災の2011年は県北部地震や県中部の地震が起きたほか、19年には台風19号に伴い千曲川が氾濫するなど、自然災害が地域の暮らしを脅かしてきた。
しかし、大災害には「まだ起きないだろう」「自分のところは大丈夫」といった日常と離れた感覚が生じ、備えも後回しになりがちだ。
神田さんは、災害への備えは特別なことではなく、例えば普段履く靴を滑りにくいものに替える、家具の下に転倒防止マットを敷くなど、日常の小さな工夫が「命を守る大きな力になる」と話す。災害の伝承も地域の祭事に取り込むなど、暮らしの中に生かす防災・減災が大切だという。
1―5会議室で午後1時半~3時半。参加費200円(高校生以下無料)。旧制高等学校記念館に電話(0263・35・6226)で申し込む。