
安曇野市穂高北穂高の安曇野高橋節郎記念美術館南の蔵で7日まで、「能登半島復興支援 チャリティー絵画・工作展」が開かれている。石川県珠洲市出身の田端重三さん(78、木曽町新開)が地震で被災した故郷を思い、昨年に続いて計画。能登地方の「キリコ祭り」で住民が担ぐ巨大な灯籠「キリコ」の縮小模型や、絵画などを展示している。
キリコ祭りは、能登半島各地で夏から秋にかけて開かれる風物詩。中学卒業まで珠洲市で過ごした田端さんは、地元の祭りでキリコの上に乗って太鼓をたたくなど思い出が多いという。
展示しているキリコの模型は高さ約2・3㍍。実物のおよそ5分の1サイズで、ラップの芯などで骨組みし、再現した。正面にはゴムボールを加工したちょうちん15個を飾り、中に電球を入れてライトアップし、温かな光を放っている。
また田端さんが趣味で描いた浮世絵や錦絵、風景画など約40点や、ラップの芯で作ったペン立てなどを展示。自身が制作したチャリティーグッズ「復興支援お守り」を一つ300円で販売しており、収益や会場に設置した募金箱に寄せられた現金は、義援金として被災地へ送る。
田端さんは「震災から2年たつが、復興が遅れている。展示を通して少しでも多くの人が能登へ思いをはせ、支援につながればいい」と話す。
午前9時~午後5時(最終日は3時)。入場無料。同館TEL0263・81・3030