
大町市八坂の水田で5月18日、子育て中の母親ら地域住民と、同地区のたけのこ保育園の園児、市社会福祉協議会の障がい者通所施設利用者らが一緒に田植えをした。住民と障がい者が共に農業の現場で働く「農福連携」の場となっている14㌃の水田。約20人がにぎやかに作業した。
同園園児は、市内で自然体験などのワークショップを行う団体の声がけなどにより初めて参加。年少から年長の8人は、地域の人に植え方を教わった後、はだしで田んぼに入り、あらかじめ付けられた線に沿い、うるち米の苗を手植えした。見守る大人たちは「上手だね」と声をかけ、頑張りをねぎらった。
年長の稲永心暖ちゃん(5)は「泥は冷たくて軟らかかった。大きくなるのが楽しみ」。 一緒に作業した住民の女性は「いろんな世代や人が集まり一緒にお米を作れる場があることが、八坂地区の特長になっていけばいい」と願った。
田植えは、計3日かけて行った。農薬を使わずに育て、収穫したコメは地元の八坂小中学校の給食などに活用される予定という。