
松本山雅FCの運営会社は5月27日、山雅レディースU―15(15歳以下)の選手と保護者を対象にした栄養講座を開いた。育成年代向けの栄養講座は5年目で、女子選手だけを対象にした講座は今回が初めて。成長期の女性ならではの注意点を含め、専門家が具体的に助言した。
選手20人と保護者が参加。クラブ公式パートナーのマルエー(箕輪町)の協力で、食品大手の明治(東京)の栄養士・後藤寿子さんが講師を務めた。
トップチームのDF二ノ宮慈洋選手(22)を高校時代に指導したこともあるという後藤さんは、「成長期は体をつくるのに栄養が大事。女子には『太りたくない』と食事を制限する子もいるが、エネルギー不足がさまざまなトラブルを引き起こす」と指摘。
月経がなくなったり骨粗しょう症になったりすると将来、妊娠しにくくなったり疲労骨折しやすくなるリスクがあるとし、「スポーツ選手の皆さんは朝食をしっかり食べ、昼の給食ではおかわりしてほしい」と勧めた。
参加した中学2年の山下由乃さん(13)は「思ったより必要な食事量が多く、今は足りてないなと思った。果物も意外に必要と分かった」、母親の史乃さんは「必要な栄養素を意識した食事を作りたい」と話した。