
松本市の音楽プロデューサー河西史郎さん(70、小屋北1)と次女の円(まどか)さん(34、東京都)、友人の酒匂(さこう)オサムさん(66、同)による「まどかトリオ」が5月30日、同市の介護付き有料老人ホーム、エールコート咲楽(さくら=今井)で演奏した。河西さんの母泰子さん(94)が利用している縁。母の前で子と孫らが演奏を披露した。
同トリオにとってデビューとなる演奏会で、史郎さんがギターとカホンを、円さんがピアノを、酒匂さんがギターを担当。曲によりボーカルを替えながら「瀬戸の花嫁」「バス・ストップ」「川の流れのように」などを奏でた。
利用者や職員ら約70人が鑑賞。知っている曲を一緒に歌ったり、大きな拍手を送ったりした。施設周辺でバラの花がきれいに咲いていることから、施設長の細川常子さんのピアノ伴奏で、「バラが咲いた」を全員で歌って幕を閉じた。
泰子さんは「懐かしい曲ばかり。昔の曲を思い出せた」と大喜び。利用者の山本良子さん(87)は「音楽が好きで、こうしたイベントは毎回楽しみ」。
河西さんは、「音楽のあふれる松本平に」をモットーに、市内を中心にコンサートを企画。今回もその一環で、「今後も公民館など、地域に密着した場所で演奏したい」と話した。