お寺が楽しい遊び場に 安曇野の宗林寺「お地蔵さま縁日」

安曇野市明科光の宗林寺で5月31日、「お地蔵さま縁日」が開かれた。普段は静かで厳かなイメージの境内がにぎやかな遊び場に変わり、市内外から訪れた子どもらが数珠やお守り作り、ボールすくい、ヨーヨー釣りなどを楽しんだ。
縁日は、寺院が日ごろは年配者とのつながりに限られがちな中、「若い人たちに仏教を身近に感じてもらおう」と一昨年に始めて3回目。子どもたちを対象に寺を広く開放して行うイベントは「珍しいのではないか」(同寺)という。
本堂で法要を行った後、参加者は一筆写経、仏をなぞる写仏お守り作りなどに挑戦。境内ではポップコーン、綿あめの販売、消防車両の展示・ちびっこ消防士の撮影も行われた。
知人の声がけで訪れたという丸山祥歩さん(松本市波田)は、娘2人と腕輪念珠作りに参加。双子の鈴寧さん、琴寧さん(ともに小学4年生)は、小さい玉に糸を通して作った念珠を手首に着けながら「楽しかった」と口をそろえた。
副住職の山下賢静さん(38)は「催しが口コミで広がり、出店も増えにぎやかになった。若い人たちが仏様に触れ合う機会として、さらに充実させていきたい」と話した。