
Q 答え合わせをしないで問題集を解いているので聞くと、答えを失くしたとのこと。大丈夫でしょうか。(中学1年男子母、前編)
間違い気付き修正できてこその勉強
A 大丈夫じゃないです(笑)。それ、完全にただの「作業」になっています。または「できているつもり」で間違いに気付かず、今後も同じミスを繰り返す可能性が高い。つまり、答え合わせをしなければ勉強の効果がほぼゼロということです。
A 教科書を使って答えを探すことも学びとして悪くないですが、正答を探すのに相当な時間を要すので、やる気をそがれる場合も。解いた後にすぐ答え合わせをして自分で間違いを発見し、「なぜそう答えたのか」の記憶が新しいうちに修正することが学力の伸びに直結しますし、高校生で行うような模試直後の自己採点の正確さにもつながります。とにかく答え合わせをしない勉強は〝努力しているようでしていない〟のと同じ。なんともったいないことでしょう!
ただし、責めないでくださいね。「大事なものをなくしてしまうこと」は誰にでもあります。ここからどう立て直すかが重要! そこは親が対処法をアドバイスしてあげて。
今すぐできる対策として、学校配付の問題集であればすぐに先生に連絡してください。教科研究室に予備があるので、解答集をもらうのは難しくても、貸してもらうことは可能だと思います。友達に頼んで、コピーや写真を撮らせてもらっても。
でも私のお勧めは、先生にお願いして教材をもう一冊購入することです。学校の教材は書店よりも安く設定されています。それに買えば問題集が2冊あるわけですから、ノートにやらずに済みますよ(以前、「1回目はノートに書く」ことは勧めないと伝えました)。
問題集に取り組むときは、常に机に解答も出しておき、1ページごとにすぐ答え合わせをしてください。市販の問題集など巻末に解答がとじ込まれているものがあります。その場合はなくすことを恐れずカッターで切り離し、別冊にした方が絶対にいいです。答え合わせでページを往復する時間ロスがぐんと減り、モチベーションも上がります。
次回は、解答集の活用法をお伝えします。
(小島亜矢子 一般社団法人こどものみらい舎代表)