体が不自由な父に元気を 松本のクラフト作家・霜田さな江さん初の「親子展」6月28日まで

松本市のクラフト作家、霜田さな江さん(52)は、父親(79、安曇野市)が作ったクラフト作品を多くの人に見てもらおうと、2人の作品を集めた「親子展」を、松本市浅間温泉1の「浅間温泉手しごと館」(ホテル玉之湯内)で、6月28日まで開いている。ベッドで過ごす時間が長い父の「励みになれば」と企画した。
父親は子どもの頃から右半身が不自由だったが、左手が器用で、物を作ることが得意だった。ただ、高齢になってからは、けがや病気が重なり、手仕事から離れていた。
さな江さんは、梱包などに使う「紙バンド」を使って籠や飾りを作る「クラフト紙バンド作家」。手仕事館で開く教室で講師を務めている。自身の作品を作る材料を父親に見せ、「何か作ってみたら」と勧めた。
すると、割り箸で20㌢四方ほどの額を作り、紙バンドやクラフトテープを組み合わせるスタイルを考案。季節の花、野菜、動物、鳥などを描いた作品を作り始めた。2年間で約100点を完成させた。
「親子展」では、父親の作品62点と、さな江さんの作品50点余を展示。さな江さんは「多くの方が協力してくれて、初めての親子展が実現し、うれしい限り。リハビリに励んでいる父の元気につながるといい」と話していた。
父親の作品は1点500円で販売もする。入場無料。開場は午前10時~午後4時。木曜定休。問い合わせは同館TEL090・4159・3610