
朝日村の朝日美術館は7月5日まで、同村小野沢在住の高山良子さんの詩画集展「これから これからだよ」を開いている。同タイトルの詩文集を自費出版した高山さんの作品約40点を展示。柔らかな水彩を中心とした原画と詩の世界が広がっている。
昔から悩んでいる時に、自分が納得するような言葉が頭に浮かぶことがあったという高山さん。小学校教諭として勤務していた40代後半から突然言葉が浮かぶことが多くなり、紙片に書き留め始めた。
50代後半になってそれをまとめて冊子を作ろうと考え、絵も添えようと、景色に引かれて撮った写真や、頭に浮かんできた景色などを基に、自己流で描いてきた。
家族や友達と思いを共有できればと2022年、100冊を自費出版したところ、子どもが所属する合唱団の指導者が5編の詩に曲を付けてくれ、それをコンサートで歌ったり、友人に紹介されたという人から「勇気づけられた」と感謝の手紙が来たりと反響があり、現在第3版まで制作しているという。
高山さんは「身に余る反響で、こんな広い場所で飾っていただけるなんてびっくり。いろんなことがあっても、また、これからだよという気持ちを伝えたい」といい、教員時代の思いから「子どもたちの発想や絵は素晴らしく、それらをまとめてみたら、面白い偶然が生まれるかもしれない。そのヒントになればうれしい」と話した。
午前9時~午後5時。月曜休館。観覧無料。21日午前10時、高山さんのギャラリートークがある。同館TEL0263・99・2359