脳卒中の最新治療など知る 松本で信大病院市民公開講座

松本市の信州大病院(旭3)脳卒中・心臓病等総合支援センターは6月20日、市民公開講座「脳卒中の最前線」を、市まつもと市民芸術館(深志3)で開いた。県との共催で、同病院の脳神経外科助教らが最新の脳卒中治療や予防法などについて解説し、約50人が聞いた。
北村聡助教は、「脳卒中による死亡率は、医療の進歩などで下がってきているが、寝たきりの原因となる病気の1位」と説明。脳卒中は血管が詰まる脳梗塞と、血管が破れる脳出血、くも膜下出血の3タイプあり、それぞれの原因や症状の他、開頭手術や、手首などの血管からカテーテルを挿入し治療する方法を動画も交え解説した。「三つの疾患に共通する危険因子は高血圧と喫煙」とし、起床時と就寝前に血圧を測ることや減塩、禁煙を勧めた。
中村卓也助教は、2023年に信大病院に開設された県内初の同センターの役割などを説明。「脳卒中の患者や家族が病気に関する疑問や不安を相談できる専門のサービス。急性期、回復期、生活期にわたり、医師、看護師、理学療法士、ソーシャルワーカーなど多職種で支援する」などと述べた。