自分たちで一から 松本の今井小5年生が米作り 地域の人ら助言

松本市の今井小学校5年生(35人、担任・横山真司教諭)は本年度、校舎横の学級園で米作りに取り組んでいる。例年は学校近くの道の駅「今井恵みの里」やJA松本ハイランド青年部らの協力で、大きな田んぼで田植えと稲刈りを体験しているが、今年は「田植えと稲刈りだけで米はできない。もっと大変なはず」と、自分たちで一から挑戦することにした。
4月末、まずは4㍍×8㍍ほどのスペースをスコップで掘るところからスタート。ビニールシートを敷いて土を戻し、水を入れ、足で踏む「代かき」を経て、6月8日に田植えをした。
当日は作業前に動画を見たり、道の駅の篠ノ井洋彰駅長に助言を受けたりして、苗の持ち方や均等に植える方法などを学習。その後、「けんじさま」と名付けた田んぼに入り、丁寧に植えていった。
横山教諭は「みんなで協力して取り組み、楽しいと思ってもらえればうれしい」といい、児童らは身近にある田んぼの様子を気にするなど、地域への興味や関心も出てきているという。
毎日の水の管理は、日直がチェックをして各自の判断で行っている。目標の収量は「1人2個以上のおにぎり」。今後の草取りや虫・鳥対策などについても自分たちで調べたり、地域の人に教わったりしながら対応していくという。