
松本市四賀地区社会福祉協議会は6月13日、「福祉の集い」を市四賀支所ピナスホールで開いた。約100人が訪れ、医療福祉の専門職によるトークセッションや寸劇、シャンソンコンサートを見聞きした。
1部のテーマは「認知症についてみんなで考えよう」。「社協つむぎちゃん劇団」が演じた寸劇は、高齢の母親が最近もの忘れが多く、できないことが増えてきたが、家族や地域の人たちが優しく見守る―という筋書き。「認知症は恥ずかしくない。ご近所にも話しておいた方が助けてもらえる。困ったときは民生委員に相談を」などのせりふがあった。
トークセッションは、四賀地区を担当する市北部地域包括支援センター職員やケアマネジャーら5人が、同地区の高齢者の現状や課題、取り組みなどを発表した。市四賀の里クリニック(同市会田)の望月太郎医師は「認知症は進行を緩められる。(本人の)何かしたい意欲を大事にして。互いに見守り、近所や福祉とのつながりで支えよう」と呼びかけた。
2部はシャンソン愛好家の中嶌きみ子さん(82、同市中山)が歌声を披露=写真。トークを交えながら華やかなドレス姿で「サン・トワ・マミー」や「水色のワルツ」を、モンペ姿で「ヨイトマケの唄」を熱唱し、「シニア世代も生き生きと楽しみましょう」とエールを送った。