
松本市の太雪(たいせつ)美術館(神田1)は、「京人形司十四世面庄 面屋庄甫(めんやしょうほ)展」を開いている。面屋さん(79、京都市)は、伝統的な京人形の技法を基に、独自の創作人形をつくり上げた人形司。県内での作品展は初めてという。7月26日まで。
桐の木を彫り、貝殻を砕いた白色の粉末・胡粉を下塗りした後、中塗り、上塗りと40回以上塗って磨いて仕上げる。ふくよかな御所人形を木彫りのピーマンなどにのせた「夢のつづき」、30代で作った「包香」「立ち稚児」など約20点を展示。同館所蔵の4点も並べる。
面屋さんは1996年に十四代を襲名。日展入選や日本現代工芸美術展大賞の実績があり、個展やグループ展で制作、発表を続ける。
今展は、同館館長で林人形工房(中央2)代表の水城雄貴さん(38)が、面屋さんに声をかけ実現した。昨年12月に下見に訪れた面屋さんは、築130年の古民家を再生した建物を気に入り快諾したといい、「『人形とは何か』を模索しながら作ってきた。江戸時代から伝わる人形を、この機会に知ってもらえたらありがたい」と話している。
午前9時~午後5時。不定休。完全予約制。入場料千円。送迎の場合は2千円。高校・大学生700円。小中学生500円。小学生未満無料。TEL0263・32・4678。予約はホームページから。