
松本山雅FCの運営会社が取り組む農業プロジェクトで、今年も青大豆「あやみどり」の栽培が始まった。8年目で初めて山形村でも作られるなど、栽培地が広がっている。
山雅は2018年、地域の遊休農地の活用や農業技術の継承に貢献したいと、自治体や農業関係者らと連携し、塩尻市にある県野菜花き試験場が開発したあやみどりの栽培を始めた。昨年は松本、安曇野、生坂、朝日の4市村の計40㌃で作った。
ここに今年、山形村の15㌃が加わった。村内で行われる山雅のホームタウン活動が他自治体と比べて少ないと知った村が、主産業の農業につながる活動でもあるとし、参加を進めたという。
種まきは6月14日、村役場そばの畑で行われた。村の一等地ながら有効活用されていなかった場所といい、山雅後援会山形支部のメンバーや一般参加者、村長、村議会議長ら20人ほどが、青い種豆を2粒ずつ等間隔にまき、土をかぶせた。
親子3人で参加した同村の農業・宮川信彦さん(49)は「プロジェクトのことは知っていたが、うちの村でやれるとは思っていなかったのでうれしい。サポーターに広がり、農業の楽しさを知ってもらえれば」。
運営会社によると、猛暑や水不足に見舞われた昨年の収穫量は約300㌔。栽培面積が増えた今年は500㌔を目指すとし、収穫した豆は、ホーム試合の会場で生豆や加工品が販売される。最近は用意した分が売り切れることが多く、収量増が課題という。