
安曇野市の手描き友禅染作家・古根香さん(52、明科光)は、自身が持つ別の顔「布小物作家・なまけももん」としての初の個展を7月14日まで、カフェ&ギャラリー安曇野縁縁(穂高有明)で開いている。ユニークなプリント生地で作ったオリジナルデザインのポシェットや弁当袋などが並ぶ。
古根さんが布小物を作り始めたのは15年ほど前。「友禅染はさまざまな工程があり、完成まで時間がかかる。布小物は集中して作業すれば出来上がりが早い。そのギャップで精神的なバランスが取れている」と〝二刀流〟の効能を話す。
もともと裁縫好きだったこともあり、内容は徐々にグレードアップ。7年ほど前からマルシェに出店するようにもなった。2021年、デザイナーが多く登録する布を扱うオンラインショップと縁ができ、ユニークな生地を入手。22年春から「なまけももん」を名乗っている。
本人一押しのオリジナル作品は「モンスターポシェット」。がま口型で、スマホが入るサイズ。横一文字に付けたファスナーを口に見せ、ボタンで目を表し、手足を付けた。「足は内またにこだわっている」
パンの柄や星や月などの模様、チンアナゴの柄もある。「高校生が精いっぱいの小遣いで買ってくれた時はうれしかった」と笑顔を見せる。
午前9時~午後5時。水~金曜休み。縁縁TEL090・1545・1787