
W杯使用球と同製法 「小さい」「力伝わる」対応も
J3松本山雅FCが、8月の新シーズン開幕に向けて練習を始めて2週間。新加入選手を迎えて戦術の熟成を進める中、加えて確かめなければならないのが、足元の新しい〝相棒〟の個性だ。新シーズンから全面的に切り替わる公式試合球について、選手に感触などを聞いた。
新シーズンから採用される試合球は、スポーツ用品大手のモルテン(東京)が提供するアディダスの「コネクト26」。今年前半の特別大会・百年構想リーグでは、イミオ(東京)が展開するブランド「スフィーダ」のボールが使われたため、半年ぶりにアディダスに戻ることになる。
Jリーグの正式発表は6月23日。この日に始動した山雅は、練習で早速使い始めた。
サイズ感について「前のボールとキャッチした感覚が違う。少し小さい」と話すのはGK富澤雅也。他の選手からも「小さめに感じる」という声が聞かれる。
蹴り具合はどうか。「反応が結構いい」と言うのはFW藤枝康佑。3月の百年構想リーグのホーム開幕戦・J2北海道コンサドーレ札幌戦で決めたミドルシュートが強烈だった大卒1年目は、「あれが『たまたま』と言われないようにしたい。新ボールはインパクトしやすい(力を伝えやすい)感じで、しっかり蹴ればかなり強いシュートになる」と、手応えならぬ〝足応え〟を語る。
セットプレーのキッカーを任されることになりそうなMF澤崎凌大も「前のボールより飛ぶイメージで、力がちゃんとボールに乗る感じ。蹴りやすい」と好感触を得ている様子。7月4日の練習試合では「狙い通りのボールが蹴れた」というFKで得点をお膳立てした。
開催中のワールドカップの試合球も、製法が同じアディダスのもの。蹴り方や軌道は参考になりそうで、澤崎は「意識して観戦してみようと思う」と話す。