
松本市安曇公民館と「のりくら自然保育木のこ」(安曇)が共催する「まつもと お山ですくすく子育てサロン」は6月28日、「山ぶどう葉寿司(すし)作り」をふれあいパーク乗鞍(同)で開いた。赤ちゃんから小学生までの親子約20人が参加した。
講師は安曇地区の食生活改善推進員。山ぶどう葉寿司は、酢で締めた塩マスの切り身を酢飯にのせて山ぶどうの葉で包み、蒸し上げたもの。葉の爽やかな香りがすしに移り、冷蔵庫のない時代は保存食として親しまれたといった、郷土料理の歴史や作り方を伝えた。
子どもたちは大きな葉やすし飯の熱さに驚きながら、小さな手で一つ一つ丁寧に包んだ。すしが蒸し上がるまでの時間を使い、首の座らない約3㌔の赤ちゃん人形を使った触れ合い体験も実施。そっと抱き上げて重みを感じ、おむつ替えや着替えにも挑戦した。
同サロンは、山間地域で近くに同世代の子どもが少ない家庭や、移住した子育て世代が、安心して気軽につながれる場を目指し、4年ほど前にスタート。雪遊びや収穫体験、託児付きのヨガや手芸教室など年7回ほど開く。
企画者の一人、「のりくら─」の相馬蕗子さんは「自然の中で思い切り遊んだり、親子でほっと一息つけたりする場として気軽に参加してもらえれば」と話す。
今後の予定は松本市の子育てアプリ「すくすくアルプちゃん」で発信する。