健やかな成長願って 松本の深志神社で八坂祭

松本市深志3の深志神社境内で7月14、15日、八坂祭が行われた。市内外から家族連れなどが訪れ、墨で文字を書いた五色の紙のぼりを奉納。子どもたちの健やかな成長や、家族らの無病息災を願った。
同神社は長さ85㌢、幅21㌢ほどの紙のぼりと、里山辺で採取したヨシの茎約600本を用意。社務所前の仮テントでは、子どもたちが保護者らから筆に手を添えてもらったり、紙を伸ばしてもらったりしながら、のぼりに「奉納 八坂大神」の文字と年齢、氏名を書き入れた。その後、ヨシの茎に結んで拝殿前に納めた。
庄内から両親とともに訪れた小学2年生の佐々木花瑠(はる)さん(7)は、筆を持ちながら「水泳が上手になりたい」と願った。母の友梨さん(47)は、保育園が神社の近くだったこともあり「八坂祭にはほぼ毎年来ており、楽しみな祭りです」と話していた。
深志神社によると、八坂神社は本殿(宮村宮、天満宮)の北側にある。元禄13(1700)年に松本地方で疫病が流行し485人が死亡。当時、全国的に疫病よけの神として信仰を集めていた津島神社(愛知県津島市)から分霊を受け、子どもの守り神である「八坂さま」として親しまれてきた。