箏を多彩に楽しもう 8月8、9日松本で「おコト遊BASE!!」 演奏やものづくり、ゲームなど体験

伝統楽器の「箏(こと)」をさまざまな角度から楽しむ催し「おコト遊BASE(あそベース)!!」が8月8、9日、松本市音楽文化ホール(島内)で初めて開かれる。箏奏者や楽器店などが「箏に親しむ機会を」と運営団体をつくり、山梨、岡山、東京など各地で開いてきた。夏休みに家族で楽しめる企画や演出が目白押しだ。
主催は全国の若手箏奏者、職人、楽器店などでつくる「project Kokin(こきん)」で、2024年から開催。同市の「琴光堂和楽器店」(城東1)も参加している。
箏の演奏体験はもちろん、箏の胴部分の木をかんなで削る「甲削り体験」、かんなくずで花飾りを作る「コトノハづくり」、弦を支える「琴柱(ことじ)」型のパーツを使った「キーホルダーづくり」、開発中の音楽ゲーム「ことの名人」体験など、多彩なメニューを用意。箏の制作過程も紹介し、糸(=弦)を張る「糸締め」の実演もある。
8日午後1時からは、信州大の箏曲サークル「ことこと」と松商学園高校箏曲部の演奏、9日午前10時半からプロ奏者の常磐琴音さん、頴川奈津子さん、井上裕美さんによるユニット「Kokin」のコンサート(1時間)があり、箏の音の世界を堪能できる。
琴光堂和楽器店の渡辺清弘社長(47)は「『こと』を弾く埴輪(はにわ)があるほど、古くから親しまれた楽器。さまざまな切り口を通して、箏の魅力や日本の伝統文化を肌で感じてほしい」と話す。
各種体験は、8日が午前10時~午後5時、9日はコンサート終了後の午前11時半~午後4時。定員各日180人で、年齢制限はない。参加無料だが申し込みが必要。
9日のKokinコンサートは一般1500円、25歳以下500円、小学生以下無料。4歳以上が入場できる。
同事業は「東アジア文化都市2026松本」の一環として市芸術文化振興財団が主催し、MGプレスが共催する。申し込み、問い合わせは同ホールTEL0263・47・2004