
昨年8月、山形村の清水寺で人形劇を上演した「西山の人形劇部」が8月9日、同村ミラ・フード館で宮沢賢治作品の再演に臨む。昨年初演した「注文の多い料理店」に加え、「いちょうの実」の朗読も影絵と共に披露する予定。物語の世界へいざなおうと、小さなマルシェも開く。
同村小坂の古民家カフェ「まるます喫茶」を拠点に活動する「ころりん劇場」の一環で、人形劇部は小学生からシニア世代の10人で昨年結成。演出家の指導を受けて「注文の多い料理店」の人形劇を作り上げ、大好評で幕を閉じた。
同カフェを運営する増塩理沙さん(42、小坂)によると、「このまま終わるのはもったいない」との声もあったことから今年、顔ぶれを少し変えて小学生~50代の11人で再結成した。演出家はいないが、昨年の経験を土台にして大人も子どもも意見を出し合い、動きや間の取り方などを考えて練習。昨年の演者や演劇に携わる知人らも、指導などで協力しているという。
新たに加わった鉢盛中学校1年の須山暁仁さんは「声の出し方や分かりやすい伝え方などをいろんな人に教わったり、どうすれば楽しくなるかをみんなで考えたりして作るのが楽しい」と笑顔で話す。
午後1時と5時の2回公演。高校生以上1500円、4歳~中学生500円。前売り券は完売したが、当日券も若干用意する(立ち見の可能性あり)。宮沢賢治作品の絵本コーナーや地元野菜のサンドイッチ、地域の作家らによるマルシェは正午~午後5時。