
小学校などの元教員で、長く声楽に携わる伊藤美歩さん(ソプラノ、松本市里山辺)は8月8日、初のソロ・リサイタルを安曇野市穂高のあづみ野コンサートホールで開く。ドイツ語の曲や日本の歌を20曲近く披露する。
伊藤さんは京都府出身。信州大教育学部(音楽科)を卒業後、教員をしながら声楽を学び続け、オーストリア・ザルツブルクで開かれた欧州最大級の夏季講習会に参加したこともある。現在は、さまざまなコンサートに出演したり、他の声楽家と共演したりしている。
「ソロ・リサイタルは、いつか開きたいと思っていたが、自信が持てない時期や、子育て時代などがあり、実現できなかった」。今年3月、教員生活に終止符を打ち、音楽活動に軸足を置いたのに合わせて計画した。
当日は2部構成で、第1部がドイツ語の歌。「すべてドイツ語で歌うが、『野ばら』や『ます』(共にシューベルト)など、なじみ深い曲を入れる」。自身が好きという「君は私の心の冠」(リヒャルト・シュトラウス)も歌う。
第2部は日本の歌とオペレッタ(軽歌劇)。童謡・唱歌「浜辺の歌」「この道」などに加え、舞妓(まいこ)言葉で歌う「花ああ花占い」(白川淑作詞、嵐野英彦作曲)も披露する。
伴奏者はグラーツ芸術大(オーストリア)専任講師でドイツ歌曲の指導やピアノ演奏などをする長田陽介さんが務める。
午後2時開演。1500円。同ホールTEL0263・82・6419