花火 ばらで買う楽しみ 安曇野の現金屋紙店「需要ある限り販売」

手持ち・打ち上げ・線香 品ぞろえ豊富に

安曇野市三郷明盛の文具・事務用品店「現金屋紙店」は、この地域では珍しい花火のばら売りをしている。手持ちから打ち上げまで、スーパーなどで売られるセット品にはない珍しい花火も扱い、「家族で楽しんで」と来店を呼びかける。
店主の高山万里子さん(83)が一人で切り盛りする店は、以前は夏になると豊富な種類の花火を店外にも並べて客をいざなった。時代とともに規模を縮小し、現在は店内の一角に置いている。
手持ちは1本50~410円で、それぞれ特徴がある。「日本一ながーいスパーク」(2本入り330円)は、燃焼時間が150秒以上と長く楽しめる。全長が63㌢もある「七変色すすき」や、色鮮やかな火花が楽しめる「カラフル15」もお薦めだ。花火がたこ足のように広がる「たこおどり」も。
線香花火も種類がある。関西を中心に親しまれるわらすぼ(稲わら)の持ち手に火薬を付けた、線香花火の原型ともいわれる「西の線香花火スボ手牡丹」。国産で品質が高い「日本の職人が一本一本手で縒った線香花火」など。
大きな「ビッグドラゴン」、昼間遊べる「ヘビ玉」「けむり玉」「パラシュート」も並ぶ。
高山さんは「昔、買いに来た子どもが親になり、その子どもを連れて来てくれるのがうれしい。需要がある限り販売を続けたい」と話す。
午前9時~午後6時。日曜定休。花火の販売は8月末まで。同店TEL0263・77・2019