草木が織りなす自然の美 安曇野のギャラリーで三人展8月18日まで

安曇野市穂高有明のギャラリーぬく森は18日まで、「草木染と手織りの三人展」を開いている。塩尻市下西条の今井美鈴さん、山形村の松村京子さん、岡谷市の山﨑くみ代さんの作品で、3人での展覧会は初。藍染めをはじめ、ウルシの芯材で染めた黄色系のストール、自ら染めて織った生地で作ってもらったバッグなど、115点が並ぶ。
3人の共通点は、「目に入る草や木、全てが染料になるのではないか、と試したくなるところ」。セロリ、パセリなど身近な野菜の他、タンポポや月見草、厄介者の外来植物・アメリカセンダングサなども用いる。
今井さんは20年ほど前から、草木染の奥深さに魅せられ独学で続ける。「いろいろ試すが、ウルシなど身近にないものは京都から取り寄せる。樹液を採取した後の芯の部分を用いるが、そのもの自体が黄色くてびっくりした」
松村さんは20年ほど前、公民館講座で手ほどきを受け、自分で工夫を重ねる。山﨑さんは15年ほど前、「子育てが一段落したのでTシャツなどから染め始めた」。
会場には、3人の草木染の他、今井さんと松村さんが自ら染めた糸で織った布を、バッグやネクタイなどにした作品も展示。山﨑さんの「繭を染めてみたが、染料がなかなか浸透せず、工夫して化学染料で色を出した」という作品も並ぶ。
午前10時~午後5時。13日休み。同店TEL0263・84・4133