
山テーマのドレスなど 8月16日まで
安曇野市穂高北穂高の安曇野高橋節郎記念美術館南の蔵で8月16日まで、同市明科七貴出身で米ニューヨーク在住の服飾デザイナー峰田朝恵(ともえ)さん(50)の作品展「山の子」が開かれている。母親の没後10年の法要で帰郷したのを機に、地元では初めて開いた。
山をテーマにデザインした自然素材の服約60点を展示。山の形からインスピレーションを受けたという地元明科の押野山をはじめ、北アルプス蝶ケ岳をイメージしたドレス、大滝山をモチーフにしたはかまなどが並ぶ。試着もできる。
プリーツや重ね着のようなデザインが特徴の「お山の服」は、13年に帰省した時に眺めた北アの峰や重なる稜線(りょうせん)から、思い浮かんだ作品という。
峰田さんは小さい頃から手芸やものを作ることが好きで、ビンテージの古着や着物を集めたり、自己流で服を作ったりした。1998年に渡米し、ロサンゼルスのファッション専門学校を卒業。パタンナーとして働いた後、有名ファッションブランドで経験を積み2011年、ニューヨークに拠点を移した。
「年齢や性別、サイズ、人種、季節、流行などあらゆる枠を超え、着る人があるがままの今に安心できるような自由で心地よい服」をモットーに、デザインに励んでいる。
今回の展示について峰田さんは「五感を使って感じてほしい。作品を通し安曇野の素晴らしさを再認識する機会にもなれば」と話す。
午前9時~午後5時。入場無料。月曜と12日休館。同館TEL0263・81・3030