
塩尻市の丘中学校(広丘野村)を1981年3月に卒業した有志12人が9月8日、同校の中庭をボランティアで整備した。40年以上前に植えられた木々の枝葉が、校舎内に差し込む日光を遮るほどに伸びていたが、卒業生の〝母校愛〟により明るさを取り戻した。
最も大きなシロカシの木は高さが20㍍以上になり、3階建ての校舎を覆うほどに。2本の梅の木も校舎1階に陰をつくり、下草も地面が見えないほど伸びていた。
有志は高所作業車や刈り払い機、チェーンソーなどを使い、手際よく枝葉を切り落として3時間ほどで作業を終えた。
中庭は同校創立30周年記念事業で1980年に造られた。当時3年生だった卒業生が昨年、還暦を祝う同窓会を開き、寄付をするなど母校との交流が活発になる中、学校から「中庭が荒れて困っている」という相談を受けた何人かが整備を引き受け、参加者を募った。
先頭に立って作業した造園会社・奨樹園(広丘高出)社長の山田義仁さん(60)は「同窓生が集まり、母校のために力になれるのは幸せなこと」と話していた。