熊本の被災地を応援 安曇野で子どもたちがAI利用し楽曲作り

会田共同養鶏組合(松本市)が運営する安曇野市穂高柏原の直売所・食堂「たまごの駅」で8月17日、人工知能(AI)を用い、熊本地震の被災地を応援する楽曲作りが行われた。子ども向けに初開催した「AI音楽教室」の中の取り組みで、「子どもたちが『人を助けたい』と思うきっかけになれば」と計画。4歳から高校1年生まで8人が挑戦した。
教室は、共に生成AIに詳しい「高ボッチ高原FM」パーソナリティーの大月智子さん(塩尻市)が、同店店長の山崎俊弥(としや)さん(45、安曇野市穂高)に働きかけて企画。震災が起こったことから、2016年の熊本地震の際にSNSで募金を呼びかけ、被災地に寄付した経験がある大月さんが「人の思いが形になることを子どもたちに知ってほしい」、山崎さんが「熊本の復興のために何ができるか考えた時、心に残る音楽はどうかと思い付いた」と応援の曲作りをすることにした。
当日はイートインスペースで、大月さんが司会進行、山崎さんが指導を担当。参加者はスマートフォンを使い、音楽生成AI「Suno(スーノ)」などに歌詞や曲調を指示して楽曲を作った。安曇野市の小学4年の女児は、「熊本がんばれ、明るく簡単に、アニメ風」と指示。完成した曲が流れると、静かに聞き入っていた。
完成した曲は店内で流しており、募金箱も設置。集まったお金は被災地へ送る。