背脂のおいしさ味わって
「煮干しらあめん燕黒(つばくろ)」（松本市梓川倭）のセカンドブランドとして、同店オーナーの横山晴彦さん（43）が2月に開いた。
「背脂好きな人に喜んでほしい」とラーメンは「背脂らあめん」（850円）と「味噌(みそ)らあめん」の（900円）2種類。どちらも豚骨と鶏、野菜のうまみを凝縮したスープがベースで、上質な背脂が味の決め手だ。麺は、燕黒の製麺室で仕込むオリジナルで、もちもちした食感が特長。主役の背脂は圧力鍋でじっくり炊き上げるので、脂っぽさが抜けて甘みと風味が感じられるという。コラーゲンも豊富で「見た目の割に意外とあっさり、すっきり。女性にもお薦めできます」と同店。低温調理した豚肩ロースの軟らかいチャーシューも自信作だ。味の濃さや背脂の量は調節ができ、ニンニク抜きも対応する。
店名の「紀守」は横山さんの祖父の名前から。店はカウンターとテーブルが2席で、横山さんと妻の智恵さんで切り盛りする。「燕黒とはタイプの違うラーメン。背脂のおいしさを味わって」
午前11時～午後3時（昼営業のみ）。水曜休み。TEL0263・88・2776