優しいだしのごちそう中華そば
松本市の縄手通り沿いの路地にある和食料理店「城町ろばた縁」の店主、村瀬武史さん(51)が、昼間の時間を活用し新たにラーメン店を開いた。
ラーメンは、「特製醤油(しょうゆ)のどぐろ中華そば」(1600円)、「特製塩のどぐろ中華そば」(同)の2種。スープは、のどぐろ煮干し、数種の昆布、貝柱などからだしをとり、4時間かけて丁寧に作る。化学調味料を一切使わず、だしのうまみを感じられる優しい味わいで「全部飲み干せる」という。ストレートの細麺とよく合う。
しょうゆは天然醸造、塩は岩塩や海の塩を使うなど、素材にもとことんこだわる。ラーメンと別皿で若鶏の炭火焼き、鶏ハム、味玉なども付いてくる。
もともとラーメン好きな村瀬さん。食べ歩き、「アニマルフリー(動物素材なし)」のラーメンとの出合いが、開店のきっかけに。優しいだしのラーメンを作りたいと試行錯誤を続けてきた。「日常のラーメンではなく、ごちそうにラーメンを―と思う時に食べてほしい」と話す。
午前11時~午後1時半。売り切れ次第終了。日・月・火・金曜定休。TEL0263・87・8384