神話の世界音楽や舞踊で 20日辰野でコンサート

音楽ユニット「AYER」として活動する大町市の鳥居強志さん(44)、史子さん(50)夫妻は20日、「トワトハ第二章イノチノワ」と題したコンサートを、辰野町横川の宿泊入浴施設「かやぶきの館」内の能舞台で開く。神話の世界を音楽や舞踊などで描く催しで、昨秋に続いて開催。和太鼓バンド、日本舞踊家など多彩な芸術家が出演する。
「踊り絵師」を名乗り、歌ったり踊ったり描いたりするSAORIKANDAさん(東京)、日本舞踊家の花柳琴臣さん(同)、バイオリニストのNanacoTaruiさん(ベルリン)、ミュージシャンの葦木啓夏(あしきひろか)さん(安曇野市)ら個人8人、ユニットやバンド2組が出演。記紀神話の一つで、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫、ニニギノミコトが高千穂峰(たかちほのみね)に降りてきた「天孫降臨(てんそんこうりん)」の世界を紡ぎ出す。
史子さんは「面白みを出しながらも神話の世界を伝えられる内容」と話す。
午後3時に出店などがオープン、演目は5時半からで7時半終演。前売り4千円(当日5千円)で同施設の宿泊者は無料。チケットは予約フォームから。