3年半ぶり演じる喜び―語り劇団はんぶんこ座「竹取物語」公演

松本市の語り劇団「はんぶんこ座」は18日、3年半ぶりの定期公演「『竹取物語』より~かぐや姫、月へ」を市音楽文化ホール(島内)で開く。
主宰する久保真智子さん(女鳥羽3)の一人芝居に合わせて西川玉洲さん(大津市)が日本舞踊を舞い、尺八奏者の吉澤玄秀さん(松川村)と降駒鳥山さん(松本市女鳥羽)は、ソロや合奏で新曲を披露。中嶌きみ子さん(同市中山)のシャンソン、ヒーリング効果をもたらすという弦楽器「タオライヤー」の演奏もある。
久保さんは、日本語の文体の美しさや息遣いを楽しんでほしいと、25年前から山本周五郎や藤沢周平などの作品を公演で披露している。今回の演目は、リクエストの多かった竹取物語を再演することにし、西川さんを除く4人で毎週集まって練習している。
「最初は以前のように声が出なくてショックだったが、今は演じる喜びに浸っている」と久保さんは話す。
午後2時開演。大人2千円、15歳以下千円。久保さんTEL090・4817・7890