若者が企画音楽と物販イベント 18日に「出旅」

中信地区などの10~20代の若者が企画、主催する音楽と物販のイベント「IDETABI出旅(いでたび)」が5月18日、大町市大町の大町文化公園で初めて開かれる。計45組ほどが出演・出店し、一日中楽しめる内容という。同市に若者を呼び、「多世代がつながり、地域を盛り上げよう」と計画した。
音楽ステージは、県内在住・出身のミュージシャンなどが出演。物販は、同市や周辺の店などが飲食物や菓子、雑貨、古道具、古本ほかを扱う。絵画のライブペインティングなどもある。
中信地区と長野市の学生と社会人の計4人でつくる「出旅研究室」が主催。会場手配や出演・出店交渉などを自ら行い、運営費用の一部は地域の店や企業などの協賛とクラウドファンディングで集めた。「出旅」はイベントで各地から集まる人や店に出合い、小さな旅に出たような感覚になれたら─との願いを込めた造語だ。
発案した映像クリエーターの大久保空さん(20、大町市平)は「イベントを通じて若者に大町に来てほしい。会場で出演・出店者とつながって新しいことを始めたり、催しがなくても大町を訪れたりするきっかけになれば」と期待する。
午前10時~午後9時(出入り自由)で、入場料500円(18歳以下無料)。会場は市文化会館隣。詳細は=ウェブサイト