世界で活躍の2人共演 池田でジャズコンサート

池田町交流センターかえで(池田)で6月9日、ジャズコンサート「ROSARIO meets JAN(ロザリオ ミーツ ヤン)」が開かれる。国際的に著名なイタリア人サックス奏者のロザリオ・ジュリアーニさんと、北欧を中心に活動するスウェーデン人ピアニストのヤン・ラングレンさんが出演。2人の共演は初めてという。
同町や松川村、安曇野市のジャズ愛好家でつくる「あづみ野ジャズプロジェクト」の主催。
ジュリアーニさんは、イタリアの国立音楽院を首席で卒業し、国際的に活躍。同プロジェクト代表の関克久さん(68、同町池田)の人脈で2019年と23年に同町で演奏している。
関さんは「ロザリオは、この地の景色と観客の反応が気に入り、また訪れたいと願っている」と話す。
ラングレンさんは1980年代後半から北欧ジャズ界の第一線で活動。「ソフトなタッチが人気」と関さん。自国や北欧の民謡をモチーフにしたジャズ演奏も多い。
今回の公演は、関さんの知人が企画。国内6会場の一つとして同町公演が決まった。
当日は、郷愁を帯びたメロディーで知られる「ディア・オールド・ストックホルム」や「ニュー・シネマ・パラダイス」などを演奏。国内からベーシストの粟原巧さん、ドラマーの江藤良人さんが加わる。
午後3時開演。前売り3500円、当日4千円。