「スタジオ365松本うら町」有料で貸し出し 表現の場として活用を 6~8月に演劇WS 参加者募集

松本市の「裏町」の活性化に取り組む「信州松本うらまちレジリエンス協議会」は7月から、小劇場「スタジオ365松本うら町」を有料で貸し出す。芝居やお笑いなどのミニライブ、音楽活動など「表現の場として活用してほしい」という。
スタジオは2021年、同協議会が空き店舗だったビル2階を改装。ステージと客席の距離が近く、役者の空気感や臨場感がダイレクトに伝わると好評だ。これまで16回の演劇公演や市民が参加する演劇ワークショップ(WS)などを開き、街のにぎわい創出に力を入れている。
協議会の林邦應さん(63)は、WSへの参加をきっかけに表現の道に進む人や、働きながら演劇に熱中する人もいるといい、「場所がなければ何も生まれない。やりたいという気持ちを応援したい」。利用料は未定だが、安価にする予定という。
6~8月に行う演劇WS(計15回)の参加者を募集中。講師は東京のミュージカル劇団・東京キッドブラザースなどで活動してきた俳優の名和利志子さん。初回は16日(途中からの参加も可)、8月17、18日の舞台公演を目指す。問い合わせや申し込みは林さんTEL090・4018・0324