女性6人の個性光る作品松本市美術館で「ARTマーブル」展覧会

松本エリア在住の女性アーティストで構成する「ARTマーブル」の展覧会が7月7日まで、松本市美術館(中央3)こども創作館で開かれている。
出展メンバーは、中川美綾子さん(塩尻市、色鉛筆・水彩)、カミジョウミカさん(安曇野市、アクリル)、なかたれいこさん(同、ペン・アクリル)、中川綾香さん(伊那市、水彩)、金沢陽子さん(松本市、布・アクリル)、杉浦加津美さん(同、アクリル・水彩)の6人。新作をメインに40点が並ぶ。
このうち庭で育てる花を淡い色彩で描いた中川美綾子さんの絵、なかたさんのビビッドな少女のアクリル画などが目を引く。金沢さんと杉浦さんは、毎年オリジナリティーに富んだ大作を中信美術展などにも出展。長年それぞれのスタンスで美術に向き合い、画材も質感もテイストも異なるが、個性豊かな作品が並ぶ。
ART─は1999年に発足。メンバーを変えながらも1年半に1度、定期展を開いてきた。代表の杉浦さんは「いろいろなジャンルの作品が一堂に並び楽しい空間。ぜひ足を運んで」と呼びかける。
午前10時~午後5時(7月7日は4時まで)。